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赤ちゃんがむし歯になりやすい時期「感染の窓」とは?【小児歯科】

こんにちは。
守谷駅直結の歯医者【守谷ステーション歯科】です。
 
乳歯が生えてくる1歳7カ月から2歳3カ月の間は、むし歯菌に感染しやすい時期です。
このことから、この時期のことを「感染の窓」が開く時期と呼んでいます。
 
むし歯は、細菌による感染症です。そのため、感染の窓が開く時期に、なるべく悪い菌を増やさないことが、生涯のお口の健康につながります。
 
今回は感染の窓が開く時期がいつなのか、なにに気を付ければいいのかについて解説します。
 
 

1歳7カ月から2歳3カ月の間はむし歯菌の感染に注意

一般的に、生後6〜8カ月頃に乳歯が生え始めます。
 
そもそも、赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌は存在しないため、この時期はむし歯になるリスクはそれほど高くありません。
では、いつ頃、どのようにむし歯に感染するのでしょうか。
 
それは、乳歯が生えそろってくる1歳7カ月から2歳3カ月の間です。
この時期のことを「感染の窓」と呼びます。
 
そして、むし菌の主な感染経路は、ご家族や周囲の大人からです。
家族が使ったスプーンや食器を使い回すことや、フーフーと息を吹きかけて食事を冷ますことなどでむし歯に感染するのです。
そのほかにも、キスやハグなどのスキンシップから感染する場合もあります。
 
 

ご家族全員のむし歯予防対策が、赤ちゃんへの感染を防ぐ

お口の中の常在菌のバランスは3歳までに決まるため、「感染の窓」の期間に注意してむし歯菌に感染しなければ、大人になってもむし歯になりにくいと言われています。
そのためには、まずはご家族のお口の環境を整え、赤ちゃんへの細菌感染のリスクを減らしましょう。
同時に、赤ちゃんへ食後の歯磨きを徹底することや、おやつの時間を決めて与えることも大切です。
 
 
守谷駅直結の歯医者【守谷ステーション歯科】では、お子さまのむし歯予防に力を入れています。
大切な赤ちゃんへむし歯を感染させないためにも、ご家族全員でむし歯予防に取り組みましょう。
 

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